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ワインとマネキンの妙、マカオのワイン博物館

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近場で気軽にヨーロッパ気分を味わえるのが、マカオのいいところ。
日本からポルトガルまでは飛行機で20時間近くかかるが、元・ポルトガル占有地のマカオへは5時間前後で辿り着けるのがウレシイ。

さて、マカオに行って、もしヒマだったら訪れてほしいのが「ワイン博物館」。立派な建物のわりにはいつも閑散としている穴場スポットである。
入場料は15パタカ(約200円)で、ワインの試飲1杯付き。試飲コーナーではポルトガルのスティルワインとポートワインが数種類ずつ用意され、さらに追加料金を払えば数種のワインを比較試飲することも可能だ。

入口を入れば、まずはワインの歴史を追う展示内容で、古めかしい醸造器具、樽、ボトルなどが設置。映像や解説ボードも用意され、知的好奇心はきちんと満たしてくれる。
そんなオーソドックスな展示室の奥の間に広がるのはズラリ、マネキン、ワイン、マネキン、ワイン、マネキン、ワイン……。ポルトガルの各産地ごとにワインボトルがまとめられ、その横には各地の民俗衣装をまとったマネキンが佇むという趣向。



通常、博物館展示には直立不動で立つマネキンが多い。だが、ここのマネキンは一般のショップで使われているタイプゆえ、素朴な民族衣装ながらもじつにかっこいいポージングをキメまくっている。おかげで博物館内がとてもシュールな空間になっているのは、決して誰のせいでもない。


博物館を一歩出れば、マカオの町にはワインの品揃えが充実したショップやレストランが立ち並ぶ。1999年にポルトガルから中国へ返還された歴史により、ポルトガル料理店と中国料理店は充実しているし、カジノによる経済成長で巨大ホテルが次々と建設され、各ホテル内にもワインの品揃えに目を見張るレストランが多々ある。
ワインと食を堪能できるマカオ旅行、気が向けば腹ごなしにワイン博物館へも足を運んでみてはいかが。


ワイン博物館
RUA LUIS GONZAGA GOMES 431, MACAU
営業時間:10:00〜18:00
休業日:火曜日

文・山本ジョー