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パリ在住ライターが現地情報をお届け! ワイン&フードダイアリー 40

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みなさん、こんにちは!
相変わらずバカンス期間中のパリですが、
ここ数日はとても涼しく、秋の気配さえするように。
気が付くと、もう8月も後半。
ビールとロゼワインを飲む機会が増えたくらいで、
何も夏らしいことをしていないので、ちょっとあせっています。

さて、今回はボックスワインのおはなし。
ボックスワインはBag In Boxというパッケージの規格で、
フランスでは頭文字をとってBIBと呼ばれています。
ワインショップではなく、スーパーでよく売られていて、
持ち運びしやすく経済的なところが受けているようです。
おそらく日本同様、品質の高さはそれほど求めないのが普通だと思います。

そんなBIBの常識をくつがえすショップが、
北マレにあるパリ最古の市場、アンファンルージュ市場に
昨年オープンしたボックスワイン専門店のBiBoViNo(ビボヴィーノ)。





ロゴマークのブドウが見えなければ、
コスメショップかとも思えるシンプルな外観。





棚に並んでいるパープル・ブルーのボックスがワインです。
こちらで扱っているワインはすべてオリジナルのボックスワイン。
ボトルワインは置いていません。





ボックスには、ボトルと同じようにラベルが貼られています。

こちらのワインは、ワイン商Bruno Queniouxのセレクトによるもの。
ギャラリー・ラファイエットのワイン責任者を15年務めるなど、
ワイン業界で長い歴史を誇り、さまざまなスター生産者を
発掘したことでも知られている人物です。
フランス全土から、通常はボックスワインを造っていないような小規模かつ
リュット・レゾネまたはオーガニックを実践している生産者に
直接交渉をし、特別にボックスワインに仕上げています。




生産者の写真も、飾られています。
現在は白5種、ロゼ5種、赤15種の取り扱い。





店員のレオさんに、ボックスワインの魅力は何ですか? と伺ったところ、
「エコでコンパクト、持ち運びもラクだし、ボトルよりも瓶詰めなどに
かかる経費が少ないので、約30パーセントも価格が安くなります」とのこと。

コンパクトさは、たしかに驚くほどで、下の写真にある大きなボトル(3リットル)と
同じ量が、下段のボックスのひとつに入っています。





価格も3リットルボックスで24〜44ユーロ、5リットルボックスで32〜39ユーロと
かなり買い求めやすい設定です。





個人的には、ボックスのシンプルなデザインも魅力だと思いました。
通常のボックスワインは、デザイン的にあまりテーブル映えしないので、
パーティで出すにはどうかな、と思っていたのですが、
このボックスワインなら、ちょっとおしゃれですよね!





こちらはワインバーでもあるので、ハムやチーズなどと一緒に、
お店のワインをグラスで手軽な価格で飲むことができます。
市場の見学やマレ散策のついでに、一杯どうでしょう?

ボックスワインの新たな魅力を発信するこのお店。
ぜひ一度訪れてみてくださいね。
では、また来週!


文・吉田恵理子/パリ在住


BiBoViNo Marché des Enfants Rouges (ビボヴィーノ アンファンルージュ市場店)
35 rue Charlot, 75003 PARIS
Tel: (+33) 01 42 71 14 08
http://www.bibovino.fr/shop/index.php