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ひと工夫でこんなに楽しい! ワイン廃品再利用術8

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ワインを毎日飲んでると、必ず出てくる各種ゴミ。それを再利用して生活の全てをワイン色に染めてしまおう、というこの試み。第8回目は「サングリア」です。



いままでは箱やコルクといった、飲み終わったら“ゴミ”になるものを取り上げてきましたが、今回は飲み残したワインの活用法。夏は赤ワインがツラく感じることってありますよね。フルボトル一本空かなかったりします。でも、飲み残したワインは、数日経つと香りは弱くなるし酸化するしで飲みたくなーい。そんなときは、ほかの何かと割っちゃいましょう。

「ワインを割るのは邪道だ!」という考え、たしかにあります。しかし、フランスでは、風邪をひいたときには暖めた赤ワイン+レモン+シナモン+ハチミツで作るヴァン・ショーが薬代わりだし、今回のサングリアはスペインやイタリアでは夏の水分補給の意味合いもあったりと、生活にワインが密着している人や地域ほど、ワインはいろいろな飲み方をしますね。

それに、今回は飲み残しワインを使うという、ちょっとビンボー臭さがありますが、たとえば、映画「ゴットファーザー」冒頭の結婚式のパーティーシーンではサングリアが登場します。物語自体は1945年当時を想定しているので“昔の結婚式では”というお話ではありますが、お祝いの場に出されてもおかしくない、由緒正しいものなんですよ。

前置き終了。というわけで、暑い夏においしい、簡単サングリアの作り方。準備するものはカラフェに果物とオレンジジュース、そして飲み残した赤ワイン。今回は炭酸も用意しました。



果物はリンゴやバナナを使うこともあるけど、柑橘系を使用するのが一般的。

まずは用意したレモンとオレンジをよーく洗ってから、ざっくりと切ります。



それをカラフェに入れて、



ワインとオレンジジュースを1対1ずつくらい入れて、



どどっとね。



完成。冷蔵庫で冷やして飲むとうまい。

ちなみにこのレシピはもっとも簡単なもの。砂糖を入れたりラム酒等のリキュールで酒精強化する場合もある。まぁ、いろいろやってみて下さい。

中の果物ですが、輪切りにしなかった理由は後で食べるから。半日くらい漬けた状態が食べ頃かな。



お酒に弱い人だと、これだけで酔えます。

さて、炭酸ですが、そもそもサングリアはコレといったレシピがなく、オレンジジュースの代わりに水や炭酸を使うこともあるんだけど、赤ワインと炭酸水だけで作るとランブルスコっぽいサングリアになるんじゃないかと思って……作ってみました。はい、これね↓



赤ワインと炭酸の割合は1対1で作ってみた。これだとそんなに薄く感じないけどアルコールはちょっとキツ目のビール程度なので、ゴクゴク飲める。キンキンに冷やすと喉ごしもちゃんと出て、つまみもおいしく感じる。いやあ、これ、簡単でうまいですよ。

オススメのつまみは餃子。餃子って、小麦粉+豚肉+葉物野菜+にんにく+唐辛子(ラー油)なわけで、パーツだけを見るとサルシッチャのパスタとほぼ同じ。サルシッチャといえば豚肉で、イタリアで豚肉といえばエミリア・ロマーニャで、エミリア・ロマーニャといえばランブルスコで、というわけです。ほれ、繋がった!

夏休みの昼下がり。高校野球とか見ながら、焼き餃子とキリッと冷えたサングリアなんか飲むと、もう最高ですよッ!



(この記事が掲載されるころには高校野球終わってるだろうけどな)
(サングリアの記事なのに、最後にランブルスコの写真持ってきてごめん。でも、これもアルコール8%くらいだから、サングリア作るの面倒な人は、これでゴクゴクやってくれ、ということで!)

ワイン廃品再利用術・バックナンバー
第1回  パン切りまな板
第2回  コルクの箸置き
第3回  超強力冷蔵庫マグネット
第4回  コルクボード
第5回  超強力冷蔵庫マグネットII
第6回  コルクのキーホルダー
第7回  鍋敷き